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刑事ドラマというか推理ものはそんなに嫌いじゃありません。

古くはホームズ。
特にジェレミー・ブレットのホームズはロンドン紳士にして奇人という雰囲気があって、素晴らしいかった。露口さんの吹き替えも良い。渋い。
無論、ファンがラスボーンを推したとしても僕には何の反論もない。
ただ僕の好みだから。

それから、ポワロはスーシェで熊倉さんですね。
コロンボも好きです。
実はメグレは一作しか見ていないんですが、まずまず。

日本のものはどちらかと言えば、本格的なのを知らずに来たので「刑事もの」というと二時間ドラマか「西部警察」か「あぶない刑事」か「刑事貴族」みたいな感じですかね。

近年だと「相棒」は面白いですね。
ちゃんと推理がストーリーの進行を推し、かつ内容もシリアスです。
あとは「トリック」は素晴らしいできでした。
当時はちんすこう食べてばっかりいるわけじゃないんだ、仲間由紀恵!と思わされました。


人間ドラマ、就中『葛藤』は刑事ものでは表しやすいのでしょう、どっちかというと二時間ドラマのメインは人間ドラマのように感じます。
それに『トリック』ってのがあるのがいいところですね。
つまり一つの『謎』を設定できる。
「謎」と「人間ドラマ」はストーリーの求心力になること請け合いです。
古くはソフォクレスの「オイディプス王」ですが……、と、まあ、話すと長い、やめよう。

……

そんなわけで、Mr.brainです。

僕は木村拓哉が好きでもないので、敬遠していたんですが、ちょっと思うところがあった。
ここ最近の海外ドラマで割と面白いのがあったんです。
「ナンバーズ」ってやつ。
FBIの兄と数学者の弟が出て来るんですが、内容も飽きないし、キャラもたってるし、学術的なタームもどんどん出てきて中々面白い。
あと「ボーンズ」も結構面白いですね。
ちょっと毛色が違うけど「モンク」もおもしろいです。
極度の潔癖性がある、まあ、精神的にちょっと問題を抱えた探偵なんですけど、毎回本格的に推理をするしストーリーのアイディアも面白いし、笑いもあるし、いい感じなのです。

で、「そういえばガリレオってのがやってたな」とおもったわけ。
でもあれは見損ねていました。
一話くらいしか見れなかったんだけど、面白かったんです、ネタはしっかりしてるわ福山は変人だわ。
まあ、変な人でもイケメンならいいのかと思いもしたが、OKだ、おもしろかった。

なんか見たいぞ。
最近CMとかでよくやってるのはどうだろう。
曲もジャンプだ。
セットはCSIとかナンバーズみたいだ。
よし、敬遠していないでみてみよう、という次第。


うーん……。
正直な話、あまり食いつけなかった。
個人的に気になっただけなのかもしれないんだけど。
エフェクトは少し海外ドラマっぽいものがありますね、それから堤幸彦監督のようなのも。
効果音や画面効果はそこが『善し悪し』ではなく気になった。
僕が気にしすぎたのか、或いは露骨にオリジナリティが足りなかったのか。

それからキャラがイマイチじゃないですか?
なんとなくそれなりの個性があるみたいだけど印象としては「おざなり」に感じてしまう。
まあ、一回見ただけじゃ掴めないんだろうけど、もう少し出っ張ったところがあった方がいいように感じる。
今ちょっと公式を見て人物設定を見てみたけど、これ生きてるのかな。
バランス自体は良いような気がするけど、逆にありきたりでもある?
「変わり者の天才学者」
「振り回される助手」
「熱血刑事」
「昔気質」
どうすか? 僕はちょっとヒネリが足りない気もします。
勿論、再度言いますがバランスは良いと思います。
けど、丹原ってキャラの「科学捜査を信用してない刑事」って古くないか?
確かに『敵対役』を作ることで主人公は生きると思うけど、僕はまた別の切り口の方が良かったと思う。

それからストーリーに関しては、これはもう批判辞さず言いますが、不満です。
面白くない。
他のキャラが立たない一因にもなっていると思うんですが、推理を主人公にやらせ過ぎです。
名探偵にするべきだとは思いません。
全体的に推理自体や手掛かりの発見も強引すぎます。
また裏付けだのなんだのの出て来るタイミングもご都合主義的です……勿論、話というのは多くご都合の産物ですが、客にそれを匂わせないようにしないといけないと思う。
ただ話が進んでいるだけ。とまでは言いませんが、細かな工夫とか仕掛けに向けてちょこちょこ動いているようにしか見えない。
心理的なものもあんまり納得できない。

あと主人公ですが、「この木村拓哉見たことある」と思いました。
いや、僕は全然この人が出てるやつは見てないんですよ。
でもなんか弁護士かなんかのやつはこんな感じだったような気がする。
まあ要するに「いつもの」な感じがした。
この軽さは難ですね。
あと脳科学という割にはそれほど食い込んでこないのが少し残念。
確かに最後のデウス・エクス・マキナとしては機能してましたが。
僕はこの主人公を水嶋ヒロにやらせたいな。
で、木村は水嶋ヒロの役をやった方が良いと思う。

この主人公、脳と関係ない推理をするので良くないんだと思います。
脳のことだけ言えば良いのに。
普通に名探偵するのは良くないです。
いや、逆に名探偵するならもっとガッツリしないとダメだと思います。あのトリックはちょっと物足りなすぎるし、それを気付くのも勘みたいな感じだし、っていうか刑事が気付けよって感じだし。
っていうか、この程度の脳の話なら右京さんでも知っていそうだな、とかも思った。


うーむ、総評として、あんまり面白くなかったです。
残念。
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