いろいろ

ちょっとおもいつくことがあったので。
なんとなくプロット？お話の、序盤みたいな感じ。

孫子を読んでいて気になったのですから。
こんなプロットならありそうではないですか。
第一話目っぽいかんじで。 男が居る。
どういう男でも構わないけれど、少なくとも強い男だ。
何に強くても良い。
チェスと言うところにしておこう。 名前は、Aで良い。
もう一人、居る。Bだ。
こいつも弱くはない。 弱くはないが、強いと言う話も聞かない。
こいつの指す手は、素早い、多少強引でも少ない手で勝つ。
対して、Aは一戦一戦じっくりとやる。
AはBが指しているところを見た。 悪くない。
彼はチェスが好きだ。
是非、一戦やらないかと言うが、すげなく断られる。
「無駄に戦ってもしようがない」
Bはさっさと試合を終えると、負けた相手に昼飯を奢らせる。
まあ賭けだったわけ。
不満の残るAはBの鼻を折りたい。
どうしても一戦やると言うが、Bは応じない。
ちょっとやる素振りを見せたが、やらない。
ますますの不満、AはBの後を追う。
Bは駐車場の管理小屋のようなところに入るとしよう、どこでもいい。
Bは中でゲーム賭博をし始める。
色々な種類のゲームをやるが、戦う数は少なく、時折負ける。
しかし、総じて見れば、勝ち越し。
どれも素早く試合を終える。
Aが勝負を挑む、Bは受ける。
Bはやはり早く攻める。
Aにとっては、これは拙いやり方に見える。
最初は上手くやっていたが、結局はドロー。
というよりも、Bが凡手を打ち出してスティルメイトになった。
どういうことか？
「戦うからには勝つ、勝つからには獲る。要は利益にならないんだったら意味がない」
「賭けはしてたはずだ」
「そうだ。しかし、そんな微々たるものを獲るために時間と手の内を晒す必要はない。ここぞと言う時に、集中するべきだ。今はそのときじゃない。手の内を晒す必要も、勝つ必要も今はない。『最終的』に勝つことが必要なのだ。欺くこと、知られないこと。それで、勝つ」


というようなことを考えたりしている。
まあ、どうでもいいですね。