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二匹目の泥鰌を狙うという言葉は、それ自体で既に「失敗」を意味しているらしい。
ついさっき知った事だ。
「一匹目が釣れたからと言って、二匹目が釣れるとは限らない」
「柳の木の下で一度泥鰌を捕らえたことがあったからといって、いつもそこに泥鰌がいるとは限らない。一度まぐれ当たりの幸運を得たからといって、再度同じ方法で幸運が得られると思うのは間違いである」
のだそうである。
大体『守株』に近い意味だろうか。
『馬鹿の一つ覚え』にも近そうだ。

そういえば、先年か先々年に『国家の品格』という本がベストセラーになって、「品格」なる言葉が巷間に聞かれる様になった。
やれやれだな。
大道廃れて仁義あり、と言った感を思えざるを得ない。
とはいえ品性なり品格なりと言う事が評価されるのは、それなりに良い事だからあまり水を注すべきではないだろう。
先年だったはずだが、『女性の品格』と『親の品格』なる本も出ていた。
著者は『国家〜』の藤原某ではない。
内容は知らないが、どうだろうこのタイトル。
どちらが先に出したのだか知らないが、僕はあまりこれが品のあるタイトルだと、要するに「二匹目の泥鰌を狙って」いるようなタイトルだと見えてしまう。
まあ、二匹目の泥鰌は失敗する予定なのだが、普段からこういった本に疎い僕が知っている以上売れ行きは上々なんだろう。
むしろ「二番煎じ」ってことか。
何にせよ、最近売れまくった本のタイトルをパロディするようなのは、あんまり品のあるやり方じゃあない。

しかし、この守株主義と言うか、あやかろうという遣り方は品性云々ではなく、「あこがれ」というものでもあるような気がする。
往々にして、人が何かを始める時は「真似る」ことから始める。
それを学習といいかえてもいい。
勿論、制作ということであっても、なんの隔てなく「真似る」という行為は行なわれる。
オリジナリティなどというものとはまた別の問題で、「真似る」ことは人間本来に備わってる能力だから、避けようのないことだ。
「自分もああいうのが造りたい」とか。
「あの作品は自分を表現している」とか。
どう言う場合であれ、憧れや真似ということは、二番煎じであることと似ている。
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