三日やったらやめられないヘイ

マクロス二周目。
あいかわらずライオンのくだりで涙目さ。

あれですね。
ランカの歌ってるCMソングの納豆のやつ。
「アクアゲート名産」
む、水戸か……。

帰りにファミマ寄ったらスノープリンスをプッシュしててげんなり。
マクロスの影も形も無し。


あと、今日怖い夢見た。
死ぬ夢。
落下して頭吹っ飛ぶ夢だった。


ああ、そういえば昨日デビッド・リーン監督「オリバー・ツイスト」見た。
すごく面白かった。
ディケンズの原作も良いんだろうけど、映画全体の雰囲気がよかった。
基本的には孤児オリバーが苦難に翻弄される話ではあるんですが、ちょっと気になったのが一つ。
最後の方で、オリバーが悪いやつに掴まって、市民がそれを追うシーンがある。
普通は「掴まっているオリバー」「悪人」「正義の側の市民達」という構図なんだろう。
でも、その市民達が群集心理と言うか、ある種の不気味な暴力に見えてしまった。

根本的に無指向的な、カオティックな、原始的な「暴力」というものが人にはあるそうだ。
それは外に出ようとする力であろうし、身を守ろうとする力であるかも知れない。
だからそれは理由があって存在する「暴力」なのではなくて、そもそも人間の混沌には曰く言い難い「暴力」があるものだとか。
それが、『社会』や『理性』というものの段階になると自壊を避ける為に「供犠」が必要になる。
つまり拡散する暴力を一方向に向けてしまうというわけ。
一方向へ向けば社会の成員達は結束をするだろうし、他の成員へ暴力的になることはない。
「暴力を振るってはならない」というルールが正当化される。
一方で「ある者には暴力を振るっても良い」というルールも正当化される。
例えば、『敵』と呼ばれる存在。
これには暴力を振るっても良い。
産業革命期の市民達が結束して『悪人』を追いつめるシーンは圧巻だが、「暴力」というものをまざまざとみせつけられるようだった。

ドラムの人

前々から気になってたんですが、なんで「ギタリスト」「ベーシスト」なのに「ドラミスト」じゃなくて「ドラマー」なんですか？

というわけでドラム。

個人的にはクリスチャン・ヴァンデーのドラムが好きなんですが。いや、マグマが好きだからってのもあるけど、あの音自体も好きだよ。
ブラフォードも好きだが、ヴァンデのまさに「マグマ的」なパワーが好きなんです。

レッドツェッペリンのジョン・ボーナム通称「ボンゾ」は嫌いでも好きでもなかったんですよ。でも「狂熱のライブ」を見たらすきになってしまった。
格好いいんだもん。

あとラッシュとかドリームシアターとかも結局好き。
なんだかわかんないけどすごそうに見えるから。
まあ、ビジュアルの格好良さだよね。
曲だって好きだけど、あのビジュアルと合わさった格好良さって言ったら。
なんかマシーンみたいじゃん。

でもブラックサバスのビル・ウォードがすごい好きなのだぜ！

あとデスの「シンボリック」でやってたドラマーの硬質な感じは好きだ。

会話ってやつは

独り言しますか？

独りごちて居る時に人に見られると恥ずかしいですよね。
でも、あれは何なんでしょうかね？
普通、言葉は誰かに向けて喋るものじゃないですか。
そうではない。
誰にも向けられていないか、自分に向けられた言葉。
考えてることが言葉になって出てきている……としても、妙ではありますよね。
普段はそんな事ないんですから。
何故言葉を発してしまうのか？

思うに、「声を出す」と言う事自体をしたいんじゃないでしょうか。
独り言は親しい人といる時よりは、一人でいる時のほうが多いですし、よく一人暮らしをしている人はつい言ってしまうこともあるとか。

僕は「会話」自体に一種の快感、或いは娯楽性が強くあるものだと思っています。
コミュニケーションというものは、非常に楽しいものです。
実際の会話に始まり、２ちゃんでもツイッターでも基本は発言と返答を楽しんでいる。
ピクシブにせよオンラインゲームにせよ、単に絵を見るだけゲームをやるだけのディスコミュニケーションであったら面白くはないと思います。

この快楽に関してはある程度本能的なところがあるんじゃないかと思います。
世界観や生活感の共有、情報の発表とその返答。相手無くして発語だけでは無理ですが、発語が無ければそもそも無理。
というわけで、発語自体がその快感の基礎ですから、つい独り言を言ってしまうのじゃないかと。

冬の飲み物

冬らしい飲み物ってありますよね。

甘酒とかホットミルクとか。
僕は甘いホットミルクが好きで、これを飲むと眠くなってしまう。
砂糖、はちみつ、メープルシロップ、どれでもいいのですけど、甘いのが良いですよね。

酒好きとしては、良く燗した日本酒。
所謂ぬる燗以上で熱燗くらいまでのあいだ、上燗と言ったところ。
日本酒度の高いのでも良いですが、やや甘く冷やで飲むとベタベタしてるなぁと思う様なのでも暖めると好きになったりします。沢山飲みたくはならないけどね。
それから、ひれ酒ってのもありますね。
実はあまり飲んだことが無い。

それから、「お湯割り」ですよね、焼酎。
梅を入れてもいい。

ウィスキーをお湯で割ったりもしますし、エッグノッグなんかもありますね。
ココアもいいですねぇ。
でも、僕はホットワインが特に好きです。

作り方は簡単。
ワインとその三分の一くらいの量のオレンジジュースを入れてナベで暖める、シナモンと胡椒を入れるとより暖まります。おすすめ。
カップにブランデーかウィスキーをシングルよりも無いくらい入れておいて、そこに沸騰前のワインinオレンジを入れて軽く混ぜれば出来上がり。

胡椒と酒精で暖まり、落ち着きます。
安眠間違いなし。

最近、こんな夢を見た

久々に……いや、ほとんど記憶にある限りでは初めてかもしれない……知り合いに殺される夢を見て目が覚めた。

怖かったです、本当に怖かった。
「死にたくない」って叫びながら目が覚めた。実際に声に出していたかはわからないがそういう眼の覚め方をした。


——事件があったのだ。
僕はひそかにO君が犯人ではないかと疑っている、否、知っている。
状況から考えてもO君が殺人を犯したとしか言えない。
しかし、僕はそのことを言うのを躊躇っていた。
三時頃の陽がアスファルトを長く照らす。
わずかに陽炎が立つ。
長い道に何故だかぼんやりした。思考が陽炎とともに揺れて消えて行くようだ。

O君の家にいた。
T君とO君の弟と六畳程度の部屋で、なんとなく暗い顔を突き合わせていた。
タンスやカーテンの具合で部屋はひどく翳っていた。
O君は隣のキッチンにいる。
料理を作っているはずだった。
僕等は顔を見合わせ続けた。
T君は堪えきれなくなったのか、ビデオカメラを出した。
僕もそのつもりだった。
僕達はO君の罪を告発する、犯行の経緯やその方法、推測を交えながらだが、僕はカメラの前で喋った。
と、壁の向こうからピアノの音が聞こえて来た。
狂っている。
「『ウィスキーレギンス』だ」
彼のピアノは狂っていた、ウィスキーレギンスそのものだった。
短いフレーズが繰り返される。
狂ったテンポで繰り返される。
「おかしい」
今まで背中を向けてたっていた弟君がふすまのほうへ顔を向けた。
「本当におかしい。様子を見てくる」
彼はふすまを開けた。
廊下の闇に消えて行く。
僕達はその様子を見ていた。
暗くなって来た。
しばらく……どのくらいだろう……長いような短いような時間が過ぎる。
と、ピアノの音が止まった。
沈黙。
沈黙こそ長い時間を感じさせる。
ふすまが開いた。
O君が立っていた。
笑っていた。
にやにや笑いだ。
「おまえのせいだからな」
彼は倒れ込むようにして僕に手を伸ばした。
座っていた僕はゴロリと後ろに倒れた。
本能的に身体が後ろに避けていた。
間一髪で——急所は避けていた。
だが、彼の包丁は僕の二の腕に深く深く食い込んでいる。根元のほうが折り曲げた掌にもささっている。
腕を釘付けにされるようだ。
彼が刃を抜く。
ずっぷりと腕から包丁があらわれる。
彼は再び立ち上がった。
刃を振り上げた。
すぐわかった。
彼は僕の顔を狙っていた。
「死にたくない」
それ以上のことは考えられなかった。
僕は「いやいや」をする子供のようにじたじたと首を振った。
「死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない……」


本当に死ぬ前に考えることってどんなことなんだろう？
僕は「死にたくない」を連呼することしかできなかった。
本当に僕は死にたくないんだな、と思った。

最近

なんだか物覚えが悪くなっているような気がします。
不安です。

「デミアン」遅ればせながら読みはじめました。
おもしろいです。
主人公のシンクレールに共感できる人はなお面白いでしょう。
非常に教訓的と言うか、なんというか、ビルドゥングスロマンではあるんですが、内的な成長をうながすデミアンの言葉や態度に勇気づけられることもあるんじゃないかな。
僕は割とグッと来てます。
でも説教臭い感じは無いですよ。
デミアンを「くそ生意気でリアリティの無い少年像」としか捕えられないとつまらなくなるだろうと思う。
ある種の『師匠と弟子』という構造を心得て読めばとてもおもしろく感じると思います。


平家物語も読んでます。
世間では武将武将と言って戦国武将の話をしていますが、平安末の武将もおもしろいぜ！

ドモアリガット

Styxの「Mr.roboto」という曲があるんですが、『ドモワリガットミスターロバット』という奇妙な日本語が出てくるんですね。
それが中々面白いわけです。
PVのロボットの顔も微妙に仏な感じ。
ていうか、ビリケンさんか？

ブルーオイスターカルトの「ゴジラ」なんかも
「リンジィホソーヲオツタエシマスリンジィホソーヲオツタエシマス　ゴジラガーギンザーホメンニムカッテイマス　ダイシキューヒナンシテ　クダサイ　ダシキューヒナンシテ　クダサイ」
って言いますよね。　
曲もすごい良いんですが、あの部分、妙に好きです。
あとキングクリムゾンも「待ってください」という曲で「マテークゥーダサーイ」って言ってます。
クラフトワークの「ボクハオンガッカ　デタクカタテニ」とか。

こう言うの聞くと苦笑しちゃうじゃないですか。
「なんだその日本語はw」
とか
「日本語入れなくていいからw」
とか。
で、ちょっと思ったんですが、今日本のポップスやロックって歌詞を全部日本語で書いてあるものばかりじゃないですよね。
良いところで英語とか入ってる。
ああいうのとか、外人が聞いたら苦笑するのかなぁ。
等と思いました。


奇しくも外人に関する日記がつづいたなあ。